取得できる教員免許
環境人間学部食環境栄養課程
「栄養教諭一種免許状」
大学院環境人間学研究科
「栄養教諭専修免許状」
栄養教諭とは
栄養教諭は、「教員」と「栄養の専門家」の2つを併せ持つ資格です。教員として、小中学校や特別支援学校に在籍し、①児童?生徒への食に関する指導、②学校給食の管理(献立作成、調理や配食への指導?助言、衛生管理など)を行います。給食調理室のある学校に所属することもあれば、学校給食センターと学校の両方に所属することもあります。また、教育委員会に所属して、その地域の学校給食全体の管理や運営に携わることもあります。
栄養教諭一種免許状
食環境栄養課程に入学し、卒業までに教職科目を含めた必要な単位を修得すれば栄養教諭1種免許状を取得できます。実際に教員として働くためには、各都道府県(政令指定都市?中核市など)が実施する、教員採用試験に合格する必要があります。
本学部では、教職科目の多くを集中授業として夏休みや土曜に開講しているため、管理栄養士課程での必修科目と並行して履修することができます。また、就職支援も充実しており、教員採用試験の面接対策(教職教育センター)、教養試験対策(合格者から下級生に伝達)、模擬授業対策(教員によるマンツーマン)などにより、一次試験合格者の多くが最終合格に至っています。
栄養教諭免許状には、専修免許状、1種免許状、2種免許状があり、本学部では1種免許状が取得できます。管理栄養士課程と同程度の内容の教育を受け、高いレベルの専門性を身につけていることが1種の要件です。また、基礎資格として「栄養士免許」の取得が必須です。「管理栄養士免許」は必須ではありませんが、栄養の専門家としての質保証のために取得が推奨されています。
栄養教諭専修免許状
栄養教諭1種免許と管理栄養士(栄養士)免許を取得済みで環境人間学研究科博士前期課程に入学し、研究を行いながら修了までに必要な単位を修得すれば、栄養教諭専修免許状を取得できます。実際に教員として働くためには、各都道府県(政令指定都市?中核市など)が実施する、教員採用試験に合格する必要があります。