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GOALS

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11 住み続けられるまちづくりを

北欧発『対話的的アプローチ』の可能性

看護学部

川田 美和?教授

北欧で開発された『対話的アプローチ』の日本における実践の可能性を探っています。対話の場では、安心?安全を土台とし、‘違い(他者性)’が尊重され、全ての人の声が大切にされます。対話を通して、生きづらさを抱えた人が自分らしく生き、未来に希望をもてることや誰もおいてけぼりにされないコミュニティづくりの実現を目指したいと考えています。


人口減少社会における災害復興における関わりしろの役割

減災復興政策研究科

澤田 雅浩?准教授

激甚化?頻発化する自然災害に全国各地が影響を受けています。大きな被害を受けた場合には、被災者の生活再建や各種施設の復旧にとどまらず、地域の復興も進めていく必要があります。しかし、人口減少社会を迎えた現在、それを独立的に進めることは難しいです。どのように支援を受けたり、共感を持ちながらそのプロセスを進めることができるのか、現場と理論の往復をしながら研究を進めています。


減災?復興に資する地震災害の包括的理解を目指して

減災復興政策研究科

平井 敬?准教授

地震に揺らがない社会を作るには、まず地震災害について包括的に理解する必要があります。そのための基礎となる地震動の分析と予測、地下構造探査、観測?計測技術に関する研究などを、理論と観測?実験の両面から行っています。また、地域に残る歴史記録を調査することで過去の災害による被害や復興の過程を明らかにするとともに、史料解読の人材の育成を継続して行っています。

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データを活用した取り残しのない被災者支援を目指して

減災復興政策研究科

浦川 豪?教授

災害が発生すると被災者の方々は、長期に渡る復興への道のりを歩むことになります。被災現場における研究活動を通して得られた教訓を蓄積し、被災地の早期復興に貢献できる、データを活用した取り残しのない被災者支援に関する実践的な研究をしています。


安全で安心なまちづくりに向けた減災復興学の実践

減災復興政策研究科

永野 康行?教授/研究科長

地震時の建物安全性検証(地震応答解析)や地盤の応答解析を行う傍ら、最適設計の実建築構造物への適用研究を進めてきました。
また、コンピュータ支援を利用した建築構造物の新しい設計法についての研究や、スーパーコンピュータを利用した都市規模の建物被害シミュレーションについての研究を実施しています。
減災復興学の視点から世の中における実際の問題を解決し、安全で安心なまちづくりに役立つ研究を実践しています。


自然と共生する ?建築のあり方を問う

環境人間学部

水上 優?教授

建築は人間を包み、その建築は自然に包まれています。建築は自然環境と人間活動との関係の表現に他なりません。有機的建築によって自然と人間が響き合うことを目指した建築家フランク?ロイド?ライトの思想と作品を研究しています。既に世界遺産に登録された8件のライト建築にさらなる追加登録を進める活動はじめ、建築作品の保存?活用に関する研究も行っています。


気候変動による 地域気象の変化を 把握し、備える。

環境人間学部

奥 勇一郎?准教授

地球温暖化により変わりつつある地域の気象?気候。これまでなかった現象が当たり前のように起きています。持続可能な社会の実現には気候変動に適応することが求められています。台風、大雨、猛暑など様々な時空間スケールの現象を数値シミュレーションを用いて再現、予測、解析し、気候変動による地域の気象?気候への影響を私たちの暮らしの目線から調べています。


地域固有資源の価値評価と経済効果分析

国際商経学科

友野 哲彦?教授/国際商経学部長

地域に根づく歴史?伝統?文化の中には大きな価値があったり、人びとがそれを求めて訪れたりする場合には、地域経済にプラスの効果がもたらされることがあります。私の教育研究では、毎年、特定のフィールドを決めて学生たちと現地に行き、アンケート調査をおこなって、地域固有資源の歴史?伝統?文化的価値を旅行費用法により評価したり、そこを訪れる観光客の支出額をもとに産業連関分析により経済波及効果を測定したりしています。


ペロブスカイト太陽電池と水素燃料電池の研究開発

工学研究科

伊藤 省吾?教授

クリーンエネルギーへの変換を求められている人類ですが、新しい一次エネルギー源が無ければ達成できません。そしてついに,高耐久型のペロブスカイト太陽電池が完成しました(写真中に私が持っているものがそれです)。さらにそのエネルギーを使用するために、超耐久型触媒および白金フリー触媒の水素燃料電池も研究開発しております(写真右端が水素キャビネット,左端が空気ボンベです)。良い物が出来つつあります。


台風を予測し、弱体化する

工学研究科

高垣 直尚?准教授

台風は暴風?高潮?大雨により社会に甚大な被害を及ぼします。そのため、私の研究室では、日本に1台しかない台風シミュレーション水槽という超大型海洋模倣実験水槽を使用し、台風の高精度予測モデルの開発を行っています。さらに、地球温暖化の抑制のように、台風も変容させることができれば減災された社会づくりにつながりますので、この可能性も検討しています。工学技術を活用し、海洋エネルギ技術開発も行っています。


その他のゴールの取り組みは、研究取り組み一覧でもご覧頂けます