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減災復興政策研究科
澤田 雅浩?准教授
激甚化?頻発化する自然災害に全国各地が影響を受けています。大きな被害を受けた場合には、被災者の生活再建や各種施設の復旧にとどまらず、地域の復興も進めていく必要があります。しかし、人口減少社会を迎えた現在、それを独立的に進めることは難しいです。どのように支援を受けたり、共感を持ちながらそのプロセスを進めることができるのか、現場と理論の往復をしながら研究を進めています。
浦川 豪?教授
災害が発生すると被災者の方々は、長期に渡る復興への道のりを歩むことになります。被災現場における研究活動を通して得られた教訓を蓄積し、被災地の早期復興に貢献できる、データを活用した取り残しのない被災者支援に関する実践的な研究をしています。
紅谷 昇平?准教授
自治体や企業、介護事業者、コミュニティなどが、災害や感染症パンデミックなどの危機を乗り越え、営みを継続していくための危機管理の手法を研究しています。 災害や危機は予想もしない形で発生するため、形通りのマニュアルは役に立ちません。柔軟に対応できる人?組織を育てるため、様々な訓練や演習手法の開発にも取り組んでいます。 昨年度は、留学生のための防災テストのサイトも実験的に作成しました。
*留学生のための防災テストのサイト
https://forms.gle/UAxoZG8Xnz1HUTZMA
環境人間学部
奥 勇一郎?准教授
地球温暖化により変わりつつある地域の気象?気候。これまでなかった現象が当たり前のように起きています。持続可能な社会の実現には気候変動に適応することが求められています。台風、大雨、猛暑など様々な時空間スケールの現象を数値シミュレーションを用いて再現、予測、解析し、気候変動による地域の気象?気候への影響を私たちの暮らしの目線から調べています。
理学研究科
草部 浩一?教授
現代では、原子スケールの物理現象を、実験結果に極めて近いデータを与える精度で計算機の中に再現できます。この計算物質科学を、基礎理論から応用までを含めて、研究しています。その結果、技術革新を与える新しい物質や電子デバイスを設計?提案することができ、産業基盤の形成に貢献できると考えています。特に水素関連物質の反応条件を設計する研究を、温暖化対策を狙った実験科学との共同研究として複数手掛けています。
https://mi-sci-u-hyogo.jp/
馬場 美智子?教授
気候変動の影響により、水害が激甚化、頻発化する中、ハード整備に依存する治水対策では被害軽減が困難になってきています。土地利用により、人々の生活を豊かにするとともに水害被害の軽減を目的として、土地利用に関わるハード?ソフト対策、都市計画、社会システムを包括的?相互的に活用するマネジメント手法を研究しています。また、多様な主体が被害を軽減し命と生活を守るためのそれぞれの役割についても研究対象としています。
工学研究科
伊藤 省吾?教授
クリーンエネルギーへの変換を求められている人類ですが、新しい一次エネルギー源が無ければ達成できません。そしてついに,高耐久型のペロブスカイト太陽電池が完成しました(写真中に私が持っているものがそれです)。さらにそのエネルギーを使用するために、超耐久型触媒および白金フリー触媒の水素燃料電池も研究開発しております(写真右端が水素キャビネット,左端が空気ボンベです)。良い物が出来つつあります。
高垣 直尚?准教授
台風は暴風?高潮?大雨により社会に甚大な被害を及ぼします。そのため、私の研究室では、日本に1台しかない台風シミュレーション水槽という超大型海洋模倣実験水槽を使用し、台風の高精度予測モデルの開発を行っています。さらに、地球温暖化の抑制のように、台風も変容させることができれば減災された社会づくりにつながりますので、この可能性も検討しています。工学技術を活用し、海洋エネルギ技術開発も行っています。
https://www.eng.u-hyogo.ac.jp/faculty/takagaki/index.html
谷口 博?准教授
気象学?気候学は自然科学のなかでも、我々人類の日常生活に密接に関係する学問です。観測データや再解析データ等の解析、 数値シミュレーション、理論計算などの手法を用いて、過去、現在、未来の現象のしくみを明らかにすること、現象の予測可能性やそれらの知見をハザードマップ等へ応用する等、得られた知見が将来の防災?減災に生かされることを目指して教育?研究を行っています。
自然?環境科学研究所
鳴沢 真也?専任講師
無数の偶然を乗り越えて進化してきた私たちホモ?サピエンスは極めてレアで貴重な存在です。環境破壊、シンギュラリティ、戦争などで滅びてはなりません。はたして人類は生き延びることができるのでしょうか? ヒントは宇宙における文明数にあります。それは文明の継続年数の平均値に比例するからです。SETI(地球外知的生命探査)による文明数の推察から、逆に私たちの未来を考えます。「人類の行末は宇宙にあり」
その他のゴールの取り組みは、研究取り組み一覧でもご覧頂けます