「社会情報科学」とは?
データサイエンスで社会の抱える課題を解決
社会情報科学部は、情報科学を軸として、高度化?複雑化が続く社会における課題を解決する教育と研究を行うことを目的とします。
情報科学技術に関する確かな知識?技能、実践的な情報処理能力とデータ分析能力を身につけ、ビッグデータを分析?活用し、経済動向の予測、社会政策の立案、企業における経営戦略?マーケティング?生産性向上などの分野で貢献する人材を育成します。
社会情報科学
様々な分野を支えるデータ活用
データサイエンスって何?
データサイエンスとは、社会にあふれているデータから「価値」を引き出す学問です。
ICT(情報通信技術)の進化した現代では、あらゆるビジネスや医療、製造、政策、行政においても、高度なデータ処理能力、データ分析力が必要となっています。
卒業後の活躍が期待される分野
金融、IT企業、製造業、マスコミ、総合商社、公務員、研究機関、シンクタンク、情報系大学院進学など様々な分野での活躍が期待されます。
社会情報科学のスキルが活用される職種には以下のようなものがあります。
- ビジネス力
- 企業情報ビッグデータを解析し、経済動向を予測するマーケティング担当
- 技術力
- ビッグデータを解析し、ビジネス戦略や課題解決などに活かすエンジニア
- 社会実装力
- データ分析技術を活用するコンサルタント
他にも製品開発担当、政策立案担当、経営イノベーション担当、大学?企業等研究者など
経済産業省の推計では、ビッグデータやIoT、人工知能等のIT関連分野において先端的な技術?サービスの活用を担う人材(先端IT人材)が、2020年には約4.8万人不足すると試算されています。
出典:IT人材の最新動向と将来推計に関する調査結果(2016年)
「社会情報科学部」へようこそ
神戸商科キャンパスを中心としたデータ分析ネットワーク
スーパーコンピュータ「京」と連携した神戸情報科学キャンパス、大型放射光施設SPring-8と連携した播磨理学キャンパスなど、特色ある他キャンパスと共同し、pt电子游戏_pt老虎机平台-下载*官网ならではのデータ分析研究を計画しています。
- 他大学との連携
- スポーツ医学研究
(選手能力向上、ケガ予防など)
データサイエンス基礎研究
- 兵庫県?その他自治体との連携
- 公共データ分析
政策提言
- 県内外企業との連携
- 店舗売上データ分析
ネット広告分析
不動産データ分析
製造装置の改善
教育ポリシー
育成する人材像
- データ分析の専門技術を修得し、それを実際の問題に適用することができる応用志向の人材
- 実践的な情報処理技術を身につけ、扱いが困難なデータや課題に対して、分析プログラムの作成などを行い、問題解決へと導く技術志向の人材
- 基本的なビジネスモデルや社会の仕組みを理解し、情報処理技術およびデータ分析技術を駆使して、問題解決、価値判断に貢献する実践志向の人材
ディプロマ?ポリシー(学位授与の方針)
下記の能力を身につけた学生に学位を授与する
- データを正しく捉えるための幅広い知識、情報科学およびデータ分析の専門知識を身につけている
- 組織?地域?社会における諸問題を客観的にとらえ、問題解決に向けて論理的に考える能力を身につけている
- データを扱い分析するための専門知識とスキルを修得し、情報倫理をわきまえて利活用する能力を身につけている
- チームによる効果的な問題解決を行うためのコミュニケーション能力を身につけ、リーダーシップを発揮することができる
カリキュラム?ポリシー(教育課程編成?実施の方針)
- 専門教育では、専門基礎科目と専門教育科目を配置し、段階的な学習を可能にする
- 専門基礎科目として、数学、データ分析、情報科学の基盤科目を配置し、講義?演習形式による教育を行うことによって、基礎的知識?技能の定着を図る。さらに、経済、経営の概論科目を配置し、現代社会における経済現象、企業?組織の経営に関する基本的な考え方を身につける
- 専門教育科目として、情報科学関連、データ分析関連、意思決定関連、社会関連基本?発展の科目群を配置し、社会情報科学の専門性を高める教育を実施する
- 演習科目を各年次?各セメスターに配置し、社会における諸問題に挑む柔軟な思考力と問題解決能力を養成する
- 履修科目の単位認定にあたっては、科目の性質に応じて試験、課題への取り組み、授業貢献度などを適切に組み合わせて評価し、その基準は開講に際して明示する
アドミッションポリシー
【求める学生像】
情報技術やデータ分析に関心を持ち、社会や組織における様々な課題にそれらを用いて取り組むことに意欲がある学生を求める。そのために、必要な知識と技能を確実に身につけるための基礎的学力を有する学生、データを生み出す現代社会に関心と基礎知識を有する学生、前向きに課題に向き合い、積極的に取り組む意欲ある学生を求める。
【アドミッションポリシー】
- 高等学校で履修する教科の基礎的知識をバランス良く身につけている
- 専門知識や技能を学ぶための基礎的な知識および理解力を有している
- 情報技術やデータ分析に関心を持ち、それを社会に活用することに意欲がある