国際商経学部では、1年から4年まで、少人数のゼミナール*に所属します。ゼミでは、例えば課題解決を目的としたプロジェクトに取り組みつつ、その過程で、講義を聴くだけでは身につかない、大学で勉強するために必要なアカデミック?スキルや、社会に出てから不可欠な基礎力を磨きます。もちろん、課題解決のために、経済学や経営学などの知識も段階的に高度なものを使います。ゼミでは、教員より学生が多く発言します。少人数で行われるので、一人の学生が発言する機会は多くなります。
ゼミで身につける力として重視しているのは、下記の3つの力です。
海外や地域社会における多様な価値観を理解し、相手に伝わる言葉でコミュニケーションを深める力を身に着けます。
課題解決のためには、まず問題の本質を把握する必要があります。適切な分析ツールを用いて問題の本質を見極めます。
インターンシップや地域産業界との連携によるプロジェクトを通じて、地域が抱える問題や実際のビジネスの現場が抱える問題に対して解決策を提案する力を実践的に培います。
国際商経学部では、学年進行に応じて、4種類のゼミを実施します。
大学で勉強と研究をしていくうえで必要なスキルを身につけます。
グループによる共同作業を行いながら、問題や課題を識別し、分析し、解決策を見いだすためのトレーニングを行います。
特定分野の専門知識と方法論を学びます。
研究を行い、卒論を書き、それを他の人の前で報告し、質問に答えます。
グローバルビジネスコースでも、同じ内容のゼミを英語で行います。
*「ゼミナール」はもともとドイツ語です。学生が教員と共に研究しながら学ぶという、ドイツの教育方法が発祥です。