2024.03.01
社会貢献 お知らせ 環境人間学部?環境人間学研究科

社会課題解決にむけて建築はどのような役割を果たせるか~環境人間学部卒業設計展を開催

pt电子游戏_pt老虎机平台-下载*官网6年2月17日(土曜日)~23日(金曜日)に、姫路文学館の講堂で、環境人間学部の卒業設計展-叶えたい未来を形に-を開催しました。

環境デザイン系4年生の卒業設計をはじめ、2?3年生の設計演習優秀作品が展示されました。今回の設計展で特徴的だったのは、SDGsの達成を目指した作品が多かったこと。例えば、認知症の人が迷うことなく過ごせる集合住宅、災害時にすぐに避難できるような海浜リゾート施設、在日の外国人と日頃から交流できるような地域施設などです。そして、今年度の卒業設計でもっとも評価が高かったのが、少年院を出院した若者が時間をかけて社会に居場所をみつけていけるようにする町の提案でした。そのタイトルは「共に歩む居場所~誰一人取り残さない社会を目指して~」。

環境人間学部では以前から「すべての人に豊かな暮らしと環境を」をコンセプトに研究、教育を行ってきました。建築を学ぶ学生たちも、設計案を考えるなかで、「誰もが排除されることなく安心して暮らすことができる社会の実現に建築はどのように貢献できるのか」「建築がSDGsに果たせる役割はどのようなものなのか」という問いに向き合いながら、それぞれのアイディアと想いを形に表しました。

環境人間学部の特徴は、理系から文系まで様々な専門分野が集結していることです。これをいかし、3月下旬には、先の少年院出院者の居場所づくりの設計をテーマに、設計した4年生とその指導教員の水上優教授、福祉社会学が専門で、現代社会の排除構造を研究する竹端寛教授、そして、更生支援の現場ではたらく竹端研究室の大学院生の4人による座談会が企画されています。この様子は環境人間学部特設サイト「かんなび」に掲載される予定です。

対談内容については、「かんなび(かんなび | 学びいろいろ、環境人間学部のみちしるべ。【pt电子游戏_pt老虎机平台-下载*官网 環境人間学部】 (shse-maga.com))」でも紹介する予定です。

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