pt电子游戏_pt老虎机平台-下载*官网5年度 国際交流だより第10号

県大生からの海外レポート「リアルな台湾留学(国立台湾大学)」

?台湾への交換留学をオンラインでスタートした学生から、帰国した今、改めてリアルな台湾での留学生活について教えてもらいました。台湾に留学したいけど本当はどんな感じ?と思っている皆さん!是非参考にしてみてくださいね。行った人でないとわからない国立台湾大学での留学生活について語ってくれています。

留学経験者:湯浅梨花(環境人間学部4年)
交換留学先:国立台湾大学
期間:2022/2-6(オンライン)、2022/9-2023/1(渡航)

留学に関心を持ったきっかけと目的

?私が通っていた小?中?高校では、2ヵ月イギリス留学プログラムがあり、小学4年生で初めて参加しました。海外で2か月間過ごした経験は幼い私にとってとても大きく、このころから「いつか海外で暮らしてみたい」という漠然とした思いがあったのかもしれません。大学に入り、留学を本格的に考え始めたのは、環境人間学部の三宅康成先生のゼミを訪問し、農村計画を専攻しようと決めたときです。
?私は都心部で育ったのですが、前述した私の学校が自然の中にあったことや、両親が度々農村で休暇を過ごす習慣があったことなどから、現在まで農村を訪れる機会が多く、農村の文化に触れるたび、こういう場を守りたい、未来にも存続させていきたいという思いが強くなっていきました。大学で本格的に農村について学び始め、日本の農村が置かれた人口減少?産業衰退などの状況がいかに厳しいかを知り、美しい農村を守るために有効な新たな取り組みに関心を持つようになりました。世界各国のグリーンツーリズムの動きを調べていると、台湾に「レジャーファーム」という面白いツーリズムの動きがあることを発見しました。これはぜひとも現地に行って学びたいと思い、国立台湾大学の交換留学に応募し、今回の留学を達成しました。

なぜ交換留学プログラムを選んだか

?今回、私は交換留学プログラムに参加し、国立台湾大学に半年間留学(渡航)しました。
?元々、大学1年間海外の大学に進学することが夢だったこともあり、交換留学というところに迷いはありませんでした。大学留学を目指していたのは、自分の専門性を海外で深めたいと考えていたためです。様々な国の治安、地域再生事例、農村の状況等を調べた結果、台湾が次の留学先に最も適していると考え、4年生からの交換留学を決めました。

白石レジャー農場にて

留学先で困難だったこと

?台湾大学の授業「Japan in the age of globalization」が特に大変でした。日本とアメリカ、台湾の政治や文化などを比較しながら、日本の未来、特にグローバル化について考えるという授業でした。毎週事前学習用の課題論文が送られてくるのですが、すべて英語論文で、しかも毎週30枚ほどあったので、読み切るだけで精一杯でした。1枚読んではノートに日本語の要約を書くというのを繰り返し、毎回の授業を乗り切っていました。
?また、友達と関わりあう中で「文化の相違から来る誤解」を解決するのが大変でした。しかし一方で、育った文化や言語の全く違う人と分かり合えた経験は初めてでした。このことから、言語に対する見方が変わりました。今まで机に向かって勉強する学問としてとらえていた中国語が、人と分かり合うための媒体に変わり、「言語を学べば世界中のもっとたくさんの人たちと分かり合えるかもしれない」と実感しました。

台湾について

台湾での食事事情

?台湾は外食文化があることで有名です。自炊するより外で食べた方が安い、なんてことが普通です。キッチンがない家が多く、私も食事は基本的にお店、学食、夜市などを利用していました。栄養が偏らないように気を付ける必要はありますが、毎日何を食べようかと迷うのは本当に楽しかったです。
?特にお勧めしたいのは「○○豆漿(トウチャン)」という名前の朝ごはん屋さんです。朝ごはん屋さんではサンドイッチからパン、もち米を使った台湾独特なおにぎり、豆乳、台湾の伝統的な朝ごはんである「蛋餅(ダンピン)」など、実に様々なメニューが用意されています。朝5時から開店しているお店もあるので、台湾留学に行く際はぜひ訪れてみてください?

中国語学習について

?私が台湾に行く前の中国語のレベルはCEFR A2でした。HSKでいうと3級で、ネイティブの日常会話には到底ついていけないレベルでした。最初は苦労しましたが、台湾大学の開講する留pt电子游戏_pt老虎机平台-下载*官网の中国語講座を受講したり、自分でも勉強したりして、留学から帰るころにはB1~B2までレベルを上げることができました。今では、ネイティブの会話の80%はわかりますが、やはりスラングやことわざなどは難しいですし、ニュースの中国語はさらに難しく感じます。

英語で開催される授業について

?国立台湾大学には、英語で開講される授業が多くあります。英語ができる先生も多く、面白い授業がたくさんあります。ただ、中国語アクセントが強い先生もおり、理解しにくい授業もありました。その場合は、ほとんどの授業でスライドやレジュメを配ってくれるので、それを見て理解?復習していました。
?中国語がある程度できると、もっと取れる授業の幅は広がると思いますが、英語ができれば基本的な授業は選択できます。

中国語で開催される授業について (どのくらいのレベルがあればついていける?)

?私は留pt电子游戏_pt老虎机平台-下载*官网の中国語講座以外は、中国語での開講科目は受講しませんでした。履修した留学生によると、中国語開講科目はかなり難しく、専門用語も多いそうです。授業にもよるでしょうが、要求レベルはかなり高いようにうかがえます。

国立台湾大学の授業、学生について(レベルについても)

?国立台湾大学は、日本で言う東大のような場所で、台湾中のエリートが集まっています。そのため、授業?先生?生徒のいずれの質もトップレベルです。また、勉強ができるだけではなく、何かの趣味を突き詰めている生徒が多いので、サークルも多様でレベルも高いです。現地台湾の学生に趣味の話をすると、喜んで話してくれることが多いので、話のとっかかりにもなり面白かったです。

国立台湾大学に行ってみて

?国立台湾大学の設備がとにかく素晴らしいです。24時間空いている自習室から、種類豊かで安い学食、広大な図書館など、ほぼ完ぺきといっていいほど学習環境が揃っています。また、人と知り合う機会を多く提供してくれます。毎週何かしらの講演会や座談会、交流会などが主催され、国立台湾大学の学生ならだれでも参加できるイベントも多くあります。中には宗教に関わるイベントもあるので参加の際には注意深く内容を見ることが重要ですが、私は日本と台湾の交流に関わるイベントに何度も参加し、台湾人の友だちをたくさん作ることができました。

お問い合わせ先

国際交流機構(大学本部 国際交流推進課内)

TEL: 078-794-6683
e-mail: kokusai@ofc.u-hyogo.ac.jp