グローバルリーダー教育プログラム

グローバルリーダー教育プログラム(Global Leader Education Program(GLEP))では、専門知識に加え、外国語コミュニケーション能力とグローバル教養を身につけ、国際社会や地域社会で活躍する人材の育成を目指します。
修了生には、「グローバルリーダー」の称号が授与されます。

プログラムの目的

グローカルな視点と公共マインドを持ち、グローバルリーダーのための素養?能力を身につけ、専門知識とその応用力を発揮して、国際社会や地域社会において主体的な役割を担う人材の育成を目指します。
専門知識に加え、実践的英語力や第二外国語運用能力、専門分野における国際発信力、グローバル教養、課題発見?解決力等を身につけることを目指し、自ら進んで学ぶという学修に対する意欲や、将来実現したいことに対する行動力やリーダーシップを育みます。

授与される称号及び定員

授与される称号 定員
グローバルリーダー 合計50名程度

カリキュラム

GLEPは、語学力や対話力を養成する国際コミュニケーション科目群と、リーダーシップやグローバル教養、課題発見?解決力を養成するリーダーシップ科目群で構成されます。各科目群は、全学共通科目、各学部の専門科目、国際交流機構提供科目を組み合わせた体系的なプログラムです。

主な開講科目

国際コミュニケーション科目群

英語実習

ペアやグループになり、テーマに沿ってディスカッションを行うことで、実践的英語力を養います。少人数編成のクラスでコミュニケーション力を重点的に鍛えます。

英語表現

英語のプレゼンテーション?スキルを学びます。後期終盤の1月には全員が英語での公開プレゼンテーションを行い、質疑応答も英語でこなします。

リーダーシップ科目群

グローカルリーダー入門

日本と世界を繋ぐ業務に携わる多種多様な分野の講師から、地域と世界を繋ぐ結節点としての役割や意義について学びます。

グローバル教養概論

「グローバルリーダーとは何か」「グローバルリーダーとして必要なことは何か」などを、様々な講師を招いて学びます。

グローバルプロジェクト入門(国内)

日本への移民?海外への移住や多文化共生を学ぶ「グローバル社会を学ぶ」、武士道を通して日本の文化やエッセンス、独自性を学ぶ「日本の思想と文化を学ぶ」、最先端技術研究施設や企業の訪問を通してグローバルな素養を身につける「先端科学を学ぶ」の3科目から1科目を選択します。いずれもローカルな視点からグローバル社会の現状、課題を学ぶための国内フィールドワークが行われます。

グローバルプロジェクト入門(海外)

1年次後期(春休み)または2年次前期(夏休み)に、海外の大学やNGO、企業等の訪問や現地学生との交流や協働等を通して、グローバルな視点で考え、社会の課題を発見し、その解決に向けて主体的に取り組む力を修得します。

プログラム受講者の声

GLEPグループ活動中の3名に、GLEPに参加した動機や、GLEPで学んでいること、また将来のことなどを自由に話してもらいました。 

左から
樋口さん(国際商経学部2年生)
長谷川怜愛さん(国際商経学部2年生)
井田乃碧さん(国際商経学部2年生)

樋口「昔から食に興味があって、日本の定番やまだ知らない食文化について学び、将来はバイヤーとして海外の人にも発信して行きたいと考えています。国際社会で通じやすい英語を身につけ、世界でいろいろな価値観を身につけながら、大学生でないとできない経験を重ねて行ける場として、GLEPに参加しました。これからGLEPの海外実務体験プログラムに参加して、兵庫県の海外事務所で約一か月間、実務に触れさせてもらう予定ですが、貴重な経験をたくさん積めたらと考えています」

長谷川「親戚に海外にルーツに持つ人がいて、幼いころから国際社会について身近に感じていました。それで進学先を決める時、国際的な活動に参加できる大学を探して、副専攻にGLEPのあるpt电子游戏_pt老虎机平台-下载*官网を志望しました。GLEP独自の授業として印象的なものの一つに、「日本の思想を学ぶ」のフィールドワークがあります。「武士道」や「かわいい」文化など、改めて日本のことを学んだのですが、これから多くの外国人と接して行く中で、自分のことや日本について深く知ることはとても重要だと感じました」

井田「旅行好きの両親の影響もあり、昔から海外の情報に接していて、大学生になったら、中学高校ではあまり触れることができなかった留学や、海外研修を体験したいと思っていました。GLEPでは、普通の留学や海外旅行とは違う特別な活動も用意されていて、私は昨年の夏、GLEPの海外研修でアフリカのジンバブエを訪問しました。慣れない環境はたいへんでしたがとても楽しく、現地の村でお世話になった方とは、今も繋がりを持っていて、時々連絡をとっています」

 

 

お問い合わせ先

国際交流機構(神戸商科キャンパス国際交流センター)
TEL:078-794-6652
E-mail:global@ofc.u-hyogo.ac.jp